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 野球を通じて被災地にエールを!
2011/07/24 更新 

第93回全国高等学校野球選手権大会(1)
野球を通じて被災地にエールを!

都立葛飾商業高等学校野球部は、東日本大震災で被災された皆さま方(葛飾商業の卒業生の方々もおられます)に思いを馳せ、被災地に元気、活気、勇気を与えられるよう、どんな苦境にもめげず
全員野球、全力プレーで、第93回全国高等学校野球選手権大会東東京大会を戦い抜きます。

「元気・活気・勇気を発信」 監督 柏原 周作

3月11日、東日本大震災で大きな衝撃をうけました。被災者の方々は今もなお、不自由な生活を強いられています。そして、日本は大きな試練をつきつけられました。地震国であるという事、「原発」防災への意識・・・。しかし時間は待ってくれません。義援金、ボランティア、節電と私たちが出来ることをされている事かと思います。
今、自分が出来る事はあらゆる困難に直面した時に、精神力や身体を鍛えている高校球児が先頭に立ってお年寄りの方や小さな子ども達に、元気、活気,勇気を与えられるような指導をしていくことだと思います。地域のつながり、近所付き合い、人と人のつながり、助け合いを大切にしていきましょう。

野球だけでなくスポーツというのは、このような困難があった時の為にあるといっても過言ではないかと思います。

今夏、葛商野球部は、野球が出来る事に感謝の気持ちと喜びを持って臨みます。
学校関係の皆様、保護者の皆様のご支援御協力、よろしくお願いします。

試合日程

第一試合 7月10日(日)  9:00〜 神宮球場    都桜修館

第二試合 7月13日(水) 12:30〜 市営立川    駒場学園

第三試合 7月15日(金) 10:00〜 太田スタジアム 日大駒場   筑波大付属の勝者

第四試合 7月18日(月) 12:30〜 都営駒沢

準々決勝 7月21日(木)  9:00〜 神宮球場

準決勝  7月27日(水)  9:00〜 神宮球場

決 勝  7月29日(金)  13:00〜 神宮球場

8月8日(土)第93回全国高等学校野球選手権大会 阪神甲子園球場 15日間
東・西東京代表 甲子園へ

◇都葛飾商   監督 柏原周作 

  澤崎拓也
負けられない戦いが始まった。

震災が 全てを奪っていった。

家族も、財産も、故郷も、夢も、明日も・・・・

でも、

決して奪えなかったものがある。

希望、笑顔、やさしさ、唄うこと、

生きる勇気、感謝の涙、信じる心、

戦いは始まったばかりだ。
2  伊藤力輝
  星友多加
  中山慎梧
  柿森大輝
  小原啓和
  宮崎翔平
  今村  崚
  上間大輔
10   関  海輝
11   浅川友弥
12   伊藤駿介
13   染谷将人
14   林田尚也
15   松木拓馬
16   池上恵亮
17   坂田友宏

投打にバランスがとれたチーム。 ○印キャプテン


「葛飾商業高校野球部父母会にて」

父母会会長 宮崎保仁

はじめに東日本大震災で尊い命を奪われた高校球児とそのご家族に深くお悔やみ申し上げます。汗と涙と泥だらけのユニフォームをもう洗うことができない親御さんの気持ちを思うと胸が痛み、私共がこうしてグランドで思い切り練習や試合ができることがどれ程幸せなことか痛感致します。

この三年間で、精神的にも肉体的にも大きく育ってくれたことに正直驚いています。それは自分の息子の事だけだなくそれは共にグランドで真っ黒になった三年生全員に思うことです。
あきらめかけた時にはお互いに励まし合い、落ち込んでいるときにはそっと後ろから背中を押してあげる、そんな優しさを持つ、野球小僧に成長してくれました。
甲子園という大舞台に我が子が立ってくれることを期待し、夢を見させてくれた三年間でした。

野球というスポーツを通じ、素晴らしい指揮官、そして仲間との絆は彼らの今後の人生において大きな財産だと思っています。また、私自身も父母会の皆様方と知り合えたことは一生の宝だと思っています。ありがとうございました。

最後になりましたが、柏原監督、吉田先生、建部コーチ、子供たちが大人になっていく大事な時期に関わっていただいたことに深く感謝致します。本当に、勇気と感動をありがとうございました。

葛商野球部は、勇気と感動と感謝の心、そして被災地の方々のことを胸に刻み 甲子園をめざし戦いに挑みます。皆様の一層の応援をよろしくお願い申し上げます。

平成23年6月19日


「夏の大会に向けて」

野球部顧問 吉田 宣浩

今年は3月の東日本大震災の影響で春の大会(一次予選)が中止となり、本校を含む多くの学校が、残念な思いをしました。もちろん、被災された方々のことを思うと野球ができるということだけでも恵まれている、と思わなければなりません。

さて、いよいよ夏の大会が近づいてきました。今を去る30年ほど前、暑い、八王子市民球場、相手は都立の星・東大和高校。先頭のバッターの打球が一・二塁間に飛び込んだ私のグローブの先を、かすめていったのを、つい昨日のように思い出します。悔しかった・・・
その打球をライトがそらし、いきなり無死三塁のピンチ。結局、ヒットや四死球、エラーもあり、あっけなく最後の夏は終わりました。
甲子園で優勝しない限り、どこかで必ず負けます。一校以外は皆、敗戦を経験するのです。縁起でもないかもしれませんが・・・大事なのは敗戦のとき、「もっと・・・しとけばよかった」というような後悔が残らないよう精一杯出来たか、ではないでしょうか。(実際にはどん負け方であれ、大なり小なり悔いは残りますが)三年生の皆さんはどんな試合をしてくれるのか、今からとても楽しみです。できれば負けるのは甲子園に出てから、にしたいですね。
がんばりましょう。

平成23年6月19日

試合結果⇒


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