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2000.12
バックナンバー 2000年 プログラミング競技」「簿記コンクール」全国大会出場
葛商が「プログラミング競技大会」「簿記コンクール」の二種目で東京都大会で優勝、全国大会へ出場することとなりました。
これは「簿記」と「情報処理」の学科において、葛商が東京都の高等学校でトップレベルにある事を内外に示した事となります。

全国高校プログラム競技大会の都の予選で1位になった葛飾商業情報処理化の5人
(左から羽部さん、小泉さん、田中さん、酒井君、鳥羽君)

〜記事全文〜

全国高校プログラム競技大会

都立葛飾商業高校(高橋久子校長、生徒688人、葛飾区新宿3丁目)が、8月5日に開かれる「第12回全国高等学校プログラム競技大会」に都代表として出場する。同校情報処理化3年の5人(鳥羽厚司君、酒井雅和君、田中美香さん、小泉早矢香さん、羽部さやかさん)が6月3日の都予選で団体で1位となり、うち4人が都代表として全国大会への出場権を獲得した。同校が団体で全国大会へコマを進めたのは今回が初めて。
全国商業高等学校協会主催の同大会は、「用語と流れ図の部」「プログラムの部」の2部(各40分)からなる筆記テストで、出場資格は全国の商業高校生。問題はコンピューター関連の用語に関する基礎やプログラムを完成させる穴埋めなどで、同校情報処理化の稲葉大輔先生(35)によると、「実力がはっきり出るテスト」だ。
都の予選は各校5人まで出場でき、上位3人の合計点により団体1位(都代表校)が決まる。また、代表校の生徒を除く成績上位者2人も個人で全国大会に進出できる。同校はこれまで、初出場した第8回大会と第9回大会で個人の全国大会出場者を出したが、団体での都代表は出していない。
都内には約25校の商業高校があり、今年の都予選には個人も含め11校(約40人)が出場。そのなかで小泉早矢香さんが個人総合2位、鳥羽厚司君が同5位となり、同校の1位に大きく貢献した。
同校の情報処理化は1、2年でコンピューター関連の授業が週5時間あり、同大会はそこで積み上げたものを発揮する場でもあり、団体での全国大会出場は喜びもひとしお。レベルの高い全国大会で上位を狙うのは難しいが、「いままで授業でやったことを思い出して精いっぱいやりなさい」と稲葉先生は彼らを励ましている。
今年は同校商業科も「第16回全国高等学校簿記コンクール」の団体で2度目のと代表となり、7月27日の全国大会への出場を果たした。珠算、ワープロを加えた商業高校の“4大タイトル”のうち2つのと代表となることは、「とても難しくめったにないこと」と稲葉先生。同校と最寄り駅の京成高砂駅に2つの全国大会出場を称える横断幕が飾られた。

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