平成23年3月4日 同窓会会長 提橋 和男
平成23年3月4日(金)10時より母校体育館において第47回卒業証書授与式が執り行なわれ、47期生149名が母校を巣立って行きました。
47期生は入学以来波乱万丈の期だったそうですが、先生方の御苦労と生徒たちの頑張りの成果が立派な卒業式として具現されました。
私は、生徒会や野球部の生徒さんの発言や挨拶に触れる機会がありましたが、葛飾商業で学んだことや恩師をはじめ御両親や応援して下さった方々への感謝の心と、社会に巣立って苦難に直面しても学校で学んだことをベースに乗り越えていくという主旨の発言
を耳にして、学校の人材育成が立派に行われていることを確信いたしました。
小山学校長が祝辞で「葛飾商業で学んだことに自信を持って、また葛飾商業の名に誇りを持って、前向きな人生を歩んでください」という言葉のなかに、卒業生を送り出す学校側の自信とそれだけの教育成果をあげているという信念を感じました。
斉藤花奈さんの答辞も、自分の言葉で、自分の葛飾商業での苦難を乗り越えて成長していった体験と、顧問の先生や先輩への感謝、学校への感謝の言葉で綴られていました。
(小山学校長が斉藤さんはソフトボール部でとても頑張ったと褒めておられました。産業教育振興中央会、体育優良生徒として表彰されました))
卒業生の退場時には各クラスとも担任の先生に「○○先生有難うございました」と一同礼をして退場していく姿に本当に感動いたしました。
様々な場面で生徒さん達が言葉にしていた「感謝」を最高の場面で形として現したのです。
47期生が巣立っていく社会は経済環境をはじめとして厳しい状況にあります。しかし、担任団の先生方が「根性と底力を持った」という47期生ですから、立派な社会人として成長していくことを信じて疑いません。
47期生の皆さんに幸多かれと祈るところですが、彼らは自分に力で幸をとりに行く、そんな逞しさを感じます。
飛翔! 大きく世界に羽ばたけ47期生!
なお、来賓の東京都教育委員会より「立派な卒業式」であったとお褒めをいただきましたこと、このホームページを通して47期生と保護者の皆さまにお伝えいたします。
また、参列した在校生もりっぱでした。47期生が築いた良き校風を受けつぎ母校のますますの発展につなげていただければと願ってやみません。
第1期生から47期生まで15,630名か母校を巣立って行きました。
昭和40年3月10日、第1期生438名が母校を巣立ってから47期生まで15,630名の卒業生が母校を巣立って行きました。ちなみに卒業証書NO1は阿部俊夫君(1組)は卒業生総代、税務大学へ進学し国税調査官になられました。またNO305橋本喜一君(7組)は教職に進まれ都立高校の学校長になられました。
教職に進まれた卒業生は多く、現在母校に数名勤務されておられます。一番新しい卒業生はNo15,630、6組の吉澤友香さん。東京都公立商業高等学校PTA連合会表彰・精勤賞、そしてクラスの代表とし卒業証書を授与いたしました。
第1期生から47期生まで脈々と続く人脈と、それぞれの場で、母校の名を高められた卒業生を一堂に会すべく、本年6月5日同窓会総会を開催いたします。皆さまの奮ってのご参加をお待ちしております。
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