広報室では、高校生向け副読本「知っておきたい 税のはなし」を作成し、租税教育の推進を図っているところであるが、4月15、19、22日の3日間東京都立葛飾商業高校において租税教室が開催された。これは、同校の情報処理科3年生の課題研究「税務会計」の授業の一環として行われたもので、粕谷広報室長が講師となり、税金の歴史、税金の負担の公平、税金の使われ方、申告納税制度、税理士制度などについて授業を行った。
生徒達はパートタイマーやサラリーマンなど11例のモデルケース毎の源泉徴収税票を基に給与の額によってどのくらい負担額が違うかなど、所得税の応能負担等について学習した。さらに税理士になるにはどのような勉強をすればよいか等クイズを用いた授業に高い関心を示した。受講した生徒のアンケートでは、「最初は難しかったが、少しずつ興味関心が高まった。」「税理士になりたいと思った。」等の感想が寄せられた。
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