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校長挨拶
第13代校長ごあいさつ

東京都立葛飾商業高等学校長(平成21年度)   小山 公央

同窓会の皆様へ


第13代校長  小 山 公 央


同窓会の皆様には、平素より、本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
昨年度、縁ある葛飾商業に十三代目の校長として着任いたしました。私は、中学3年の夏休み、葛商に通う先輩に誘っていただき、旧体育館にて葛商卓球部の練習に参加させていただきました。当時の葛商には都内でも屈指の選手がおり、初めて踏み入れる広い高校の体育館と高校生のレベルの高い技術に圧倒されたこと、休憩時間に校庭側のドアを開けてさわやかな風を受けたことなどが記憶に残っています。また、中学生の時には押上駅から柴又駅まで京成電車に揺られ、度々帝釈天裏の河川敷にてサッカーや野球をしておりました。高砂周辺には高校時代の友人が何人かいた関係で何度も来ておりました。200校もある都立高校で葛商が新たな赴任先であると知った時は、その縁を感ぜずにいられませんでした。目に見えない力が、私に働き甲斐のある葛商へと導いたのだと思っております。
さて、現在の葛商においても、生徒たちは、落ち着いた雰囲気の中で学習し放課後には部活動に参加する生徒の声が響いております。生徒たちの力をさらに向上させるために、学校経営の柱として大きく4点を掲げています。
@基礎基本の充実と資格の取得
  一般常識を含めて基礎力を定着させ、商業に関わる専門性を高め資格取得をめざしています。葛商に入学した生徒にとって必要な知識や技能は何かを具体的に提示しつつ、平成25年度から実施する新カリキュラムの作成に向けて検討を始めています。基礎的な検定の合格率は全国平均を上回っていますが、その定着とさらに上級をめざす指導をしています。昨年度はITパスポートに2名が合格しました。
A進路希望の実現
  三年間の進路指導計画をもとに、一年次から指導を開始してキャリア教育(望ましい職業観・勤労観及び職業に関する知識や技能を身につけさせるとともに、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てる教育)を充実させています。就職活動では、厳しい経済状況下において、昨年度も希望者のほぼ100%が希望を達成しました。近年は大学進学者も増加しており、昨年度は卒業生の約20%が大学短大に進学しました。
B生活指導と特別活動の充実
  多くの生徒が就職を希望する葛商では、ビジネスマナーを重視するとともに平素から身なりを整える指導を行っています。朝の生徒昇降口での指導から頭髪、制服、遅刻指導等を徹底しています。
  今年度から2年間、東京都から部活動推進指定校に指定されました。レスリング部は関東大会や全国大会に出場しています。伝統の野球部をはじめソフトボール、バレー、サッカー、バスケット、ソフトテニスなど、文化系も吹奏楽、茶道、イラストなど多くの部活が活躍しています。5年前に40%前半だった部活動加入率も今年度は70%に近づきました。学校行事も盛んになりつつあります。今年度の体育祭では、300名を越える保護者の方が参観に来てくださいました。
C地域貢献
  在校生のほとんどが地元出身です。在校生の内葛飾区在住が6割を占め、近隣の足立や江戸川在住を含めると9割を超えます。地元企業への就職者も多数います。葛商は単に地域と交流するだけでなく、積極的に地域へ貢献すべきであると考えています。また、生徒にとっても地域の方々と触れ合うことは様々な素晴らしい経験を積むことになると考えています。2年生の教科「奉仕」では、近隣の清掃や花作りを行い、年2回帝釈天及び参道の清掃をさせていただいています。地域のお祭りにも準備から参加させていただいています。このような活動の輪をさらに拡大し、生徒の活動の場を広げていきたいと思っております。
葛飾商業はもうすぐ50歳になろうとしています。五十周年記念式典の準備を進めているところです。縁があって葛飾商業をもとに結び目を持った同窓の皆さん、在校生や保護者の皆さん、地域の方々、教職員が五十年を振り返り、次の世代へ思いを託す式典となりますよう努めてまいります。葛商教育活動の一層の飛躍と記念式典開催に向けて、同窓の皆様の暖かいご支援を今後ともよろしくお願いいたします。

第12代校長あいさつ(葛翔より)

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