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  ■野球部観戦記
記事:同窓会会長 提橋和男
2006.4.5更新

平成18年度春季東京都高等学校野球大会
            =4月4日・成立学園高等学校戦、7回、12−3のコールドで敗れる=

新年度公式戦に登場した我が葛商野球部は、いきなり強豪の成立学園高等学校との対戦となった。昨年度東東京大会ベスト16、都立商業高校大会優勝という実績を背景に実力校に対して、わが葛商野球部が、どのような戦いをみせるか注目されたが12−3で7回コールド負けとなった。

◇4日・神宮第二球場
     成立   2 0 1   0 5 0   4 (7回コールド) 12
     葛商   0 0 0   0 0 3   0     3

★大差のついた原因は、ピッチャーの制球力、そして守りの破綻によるもので、夏の予選に向けて、チームの弱点を見つけることができたという点では成果のあった試合だったと思う。
5回と7回の大量失点は、四球と守備の破綻から、相手の長打を浴びてのものだった。
センターへの浅いライナー性の当たりは、センターの一瞬の打球判断の遅れから、前進及ばす、ヒットとなり、またツーアウトから内野に上がった高いフライの落球があった
7回には三塁手が太陽の眩しさにイージーフライを落球。また、一塁ゴロエラーなどが重なり、大量失点につながった。あらためて野球は守りが大切だという教訓を得た試合であった。
攻撃面では5回まで抑えられていたが、6回、四球をからめて中軸打線の連続長打で3点をもぎとった攻撃は見事であった。

実力的には相手が上であったので、試合結果は当然の結果であったと思うが、守備の破綻がなければコールド負けはなかった。しかし、葛商敗れたりといえ、エラーや大量失点にもかかわらず、終始堂々とした落ち着いてた試合運びには関心させられた。それは、昨年ベスト16になったことや、都立商業高校大会優勝という実績がチームに風格というか、自信を与えているのではないかと思った。

★一塁側応援席には、小学生の少年野球チームも加わった。彼らは野球部父母会会長が指導する少年野球チームの選手たちである。応援団のリードに合わせて葛商に声援をおくっていた。会長の長男は今年3年生で野球部。次男が1年生で野球部に在籍。三男は小学5年生で、応援に来ている少年野球チームに所属。高校は葛商野球部に決めているそうだ。18年2月の都立高校入試、葛商の商業科の倍率が4倍を超えたという。新しい流れが、今、確かに起こっている。その一翼を野球部が担っていることも事実である。

=4/4・提橋和男=

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