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 2011年 夏の甲子園開幕/絆と勇気 甲子園開幕
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「がんばろう!日本」


第93回全国高校野球選手権大会は6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。「がんばろう!日本」をスローガンに掲げ、春の選抜大会に続いて東日本大震災の復興支援の大会として開催。 

 開会式は午前9時から行われ、3万8千人の観衆が詰め掛けた。出場49校が北から南の順で入場行進し、震災で大きな被害を受けた岩手の花巻東高、宮城の古川工高、福島の聖光学院高も力強く登場。また、気仙沼向洋高(宮城)の斉藤弘樹選手(17)ら3県の代表校以外の球児6人も大会スローガンが書かれた横断幕を持って行進し、大きな拍手を受けた。

 選手宣誓では金沢高(石川)の石田翔太主将(18)が「絆と勇気を日本中の仲間に届けられるよう、全力でプレーすることを誓います」と健闘を誓った。斉藤選手が始球式を務め、15日間の熱戦がスタートした。

「がんばろう日本行進」被災3県球児はつらつ

 甲子園球場で6日に行われた第93回全国高校野球選手権大会開会式。入場行進では、東日本大震災で被害の大きかった東北3県の花巻東(岩手代表)、古川工(宮城代表)、聖光学院(福島代表)の選手がグラウンドに姿をみせると、約3万8千人のスタンドの観客から、ひときわ大きな拍手が送られた。 

 花巻東は、沿岸部出身の部員10人のうち3人の家族が死亡・行方不明となり、6人が家を流された。互いに励まし合って目指した甲子園。大きく手を振り足を高く上げ、力いっぱい行進した。菊池倭(やまと)主将は「地元に元気がとどくように行進した。たくさんの拍手をもらってうれしかった。野球ができることに感謝したい」と話した。

 また「がんばろう!日本」の横断幕を持って行進した、福島県南相馬市の小高工3年の高野大志選手は、津波で自宅にあったユニホームが流され、先輩からもらったユニホームで参加。「被災地の生徒もこんなに元気なんだ、と伝えたかった」。この日試合が予定されている福島代表の聖光学院に、「聖光学院なら全国制覇もできる。福島代表としてがんばってほしい」とエールを送った。

 第1試合開始前の始球式は、宮城県気仙沼市の気仙沼向洋高校3年の斉藤弘樹投手が務めた。速球をミットに投げ込むと、観客席から歓声があがった。

【写真説明】開会式でスローガンを掲げて入場行進する被災地の球児ら。15日間の熱戦がスタートした=6日午前、西宮市の甲子園球場(中島信生撮影)

(2011年8月 6日 15:00)
産経関西



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